工作室のページ
![]()
![]()
![]()
![]()
パソコンキーボード 分解掃除 メモ 2026/1/25
(FMV KB322 PS/2)
・最近、いつも使用しているデスクトップパソコンのキーボードのテンキーの「5」のキーが時々入力できず、
気がついたとき、強くたたくと正常に入力できる との症状がでるようになりました。
データ入力時にとても不便なので分解してメンテナンスしてみました。
以下はその作業の記録メモです。
![]()
MEMO
1. キーボード
昔の富士通デスクトップPCに添付されていた1999年9月製造のテンキー付き日本語キーボード。
約25年間毎日使用している。これまで故障はなかった。
- 型格: FMV KB322。 接続コネクタ形状: PS/2
(構造)
- 各キーの接点は2枚のフィルムに印刷されていて圧力をかけて接触させる方式。
- 上下フィルムはマトリック状に接点が接続されている。
- 各キーのスプリング感触はフィルムに乗せた透明のゴム状のクッションの形状が作っている。
- 各キーは一つずつ独立していて上板に組み立てられている。
- 電気接点へのの圧力はキー圧に依存しない構造
- エンコードは LSI 1個のみ
2. メンテ作業
・分解
@背面の3本のネジを外し、
A背面上部からマイナスドライバでこじ開け、上面が少し浮いたら、
B裏面の12個の矩形のスリットにマイナスドライバを差し込み 上メント固定している爪を順番に外す。
・クリーニング
- 各キーの側面、キーと上板間、クッションゴムの表面は全体に綿埃と、手の皮膚の粉が付着していて汚れていた。
- 不調だったテンキー部分の「5」のキーの接点には目視では異常がなかった。
- 上板パーツ(各キーは付けたまま)と底板は中性洗剤を付けたとブラシで水洗い。
- クッションゴムは温水で水洗い。
- 接点フィルムは、固く絞った柔らかい布で両面を水拭きし接点部分はアルコール(IPA)を付けて綿棒で軽く拭いた。
- 1日乾燥させて組み立ててキーキングが問題ないことを確認し完了です。
(各部の写真と 備忘メモ)
・キーボード外観
25年以上使用しているキーボード
・コネクタ: PS/2
コネクタはPS/2。 (USBではない)
・キーボード裏面(底面)
情報の3本ネジを外したところ。
中央部以下のスリットは上面底面を接続する爪の部分。
(マイナスドライバでコジって開封する)
・上板(キー付き)を外す
上板を外した様子。
下は汚れがいっぱいのラバークッション。
・ラバークッション
キー直下に位置するラバー上に山状のストローククッション(メンブレムドーム)
各「山」の反対側にシートのコンタクトを押すラバーのピンがある。
・2枚の接点シート
キー押下の時コンタクトをとる上下2枚のシート
マトリックス構造。下記接点はキーを押しつけた時だけONになる。
・1枚目の接点シート
1枚目をめくった様子。
・2枚目の接点シート
底板に直に置かれている。
・2枚目シートの接点の拡大
丸の中央部が接点。
・エンコーダ基板とLSI(Motrola社)
基板の裏面の様子。
・各キーの後ろ側。
各キーはすべて同じ構造で独立している。
円形部分が、クッションシートの「山」(メンブレムドーム)部分を押す。
・クリーニング後のラバーシートと上板の裏面
・キーボード組み込み直前の外観
下のキーアセンブリ(上板)を重ねてパチンとはめれば完成です。
3.メンテ結果
すべてのキーがきれいになり、スムーブに入力できるようになりました。
- 順調です。
最近のキーボードに比べて原始的ですが丈夫な構造で丁寧な作りです。
キー上の文字のかすれもないしキーのスナップ感も良く、気に入っています。
これからも作業のお供として活躍してくれるでしょう。 (感謝)
無事にメンテを完了して めでたし めでたし。
(^|^;)